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色々やってみたことをレポート!

【読んでみました】あなたの知らない兵器

タイトルを見て思わず連想!!

私の年もばれてしまいそうな話だが、
昔、お昼のワイドショーに『あなたの知らない世界』っていう番組があった。
日本テレビ系列のお昼、特に夏休み、怪談話がウケる時期になると決まって、このコーナーがあって、夜中思い出して眠れなくなる・・・みたいな。

多分、この本は現在の10-20代に向けた本ではなく、30-40代、いや50代でも通用するようなキャッチーなタイトルにしたのかなと思う。


兵器って…

" そもそも人類は仲良くしていくべきだ。争うことをせず、地球の資源を上手に永続的に活動していくべきだ ” という観点から見れば、
基本的に、武器というのは不要なものだ。


しかし、それでも武器に魅力を感じ、開発されていくというのはそこに何か
根源的に人間をそちらに向かせる力があるんじゃないかなって思ってしまう。

 

事実、今までの工学技術や科学の発展は戦争というトリガーが引き起こすものであった。

本書は、イラスト+文章解説として、基本的に大戦末期ころの兵器を紹介したもの。

 

正直なところ、、、戦う必要が無ければ武器はいらない。

でも、著者のイラストをみたりするのは、なんかわくわくするんだよな。。。

 

 

アナタノ知ラナイ兵器2: イラストで見る末期的兵器総覧

アナタノ知ラナイ兵器2: イラストで見る末期的兵器総覧

 

 

【観てきました】四天王寺フリーマーケット

四天王寺のフリーマーケットに以前行った時の写真をアップ。

 

昔は骨董市とかいうと、凄く古臭くてうさん臭い・・・
っていうイメージがまとわりついてたようですが、
今ももちろんあります。(笑)

 

ああいう場所って、値段や価値を決めるのは両者の価値観であるわけですよ。
取引されるまではゴミ同様の価値しかなかったものが、両者で価格が決まり、
金銭の授受があり取引される。何が安くて何が高いのかなんて、本当にあるようでないようなもの・・・そう思うとお金の価値っていったいなんだろうって改めて感じさせられます。

 

しかしマーケットで出品される品々を見ていると、流行の盛衰など年代物たちは一見古いように見えて、 Old is new  な感じもあり、アンティークな品物に価値を見出す人はどの時代にもいるようです。
たとえば、酒屋さんが仕事中に腰に巻いていた前掛けを再加工して、手提げカバンにする人や、店舗の装飾につかったり、年代物のグラスを自営しているバーで使ったり。。

 

 

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【読んでみました】ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘

やはりこの3人は有名なんだなと改めて再認識。

 

漫画家をカタカナ/ひらがなの3文字で誰を指しているのか、
イメージできるところが凄いと思いませんか?

 

ゲゲゲは、鬼太郎の水木しげるさん
レレレは、バカボンの赤塚不二夫さん
らららは、アトムの手塚治虫さん
というわけだ。

 

タイトルからも察することができるとおり、

この本は有名漫画家の娘たちが対談した内容を一冊にまとめたもの。

 

内容は、
父の背中を見て育った子供時代の印象であったり、
男性としての父はどんな女性観を持っていたか、
あるいは趣味の音楽はどんなだったか
そして、その後自分たちは父の仕事をどんなふうに継いでいくのか的な
内容であった。

 

しかし、読んでみて改めて感じるのは、第三者が認識している有名漫画家と、プライベートとしての人生を共有した当事者である娘さんたちが認識している彼らの実体像はやはり違っているということだ。

3者ともに、有名作家だから経済的には安定して稼げて不自由のない人生を送られたんだと思ったら、大間違い。
赤塚さんはアシスタントに金を持ち逃げされたり、
手塚さんはプロダクションが倒産したり、
水木さんは本当に儲からないときは家族で牛乳や新聞配達をするぞと肩をよせあったことがあったなど、、、それぞれの家庭に波乱万丈な事件が襲ったりして大変だったようだ。
それを子供の立場で見ていた彼女たちが話題にしているのも非常に興味深い。


さらに興味深かったのは、女性としての娘たちが男性としての父を分析しているところ。やはり見てないようで娘たちはその場の雰囲気を肌で感じ取っていたんだろうなっていう描写がなんとも感銘をうけました。

なんていうか、娘視点でないと見いだせないようなことなのかもしれないなぁと思えるような、そんな感じですね。


そして漫画家としてではなく、家族を養う立場としての父として、
子供たちに何かを伝え、そして子供たちも育っていく…
そんな姿を感じさせてくれる一冊でした。

 

さらっと素早く読めて、興味深い一冊でした。

ぜひどうぞ。

 

ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 (文春文庫)

ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 (文春文庫)

 

 

【読んでみました】ゆるく考えよう

 

ん?

君は最近、ちきりんさん にはまってるのか??

と思われそうなくらい、ブログに書いてますね、俺。

 

あの人のブログはちょくちょく拝読させていただいてるのですが、ついでに図書館で借りて読んでみたこの本。

 

あのブログの中の、”ゆるく考えよう” 的な記事をまとめて製本されたような感じでした。

だから、いちいち書いている内容をここでは説明する必要もないでしょう。

 

今までの時代は高度成長期時代であり、どんどん右肩上がりの時代だったけど、
これからの時代はみんなで同じことをやったところで報われるとは限らない時代。

 

そんな時代に自分基準を持ち、楽しい人生を生きるにはどうあるべきか、ヒントを提示してくれるような本になっておりました。


時代の変化に気づく人はなんでも預言者のように口にするけれど、
この本も20年もすれば、そうだったよなぁ、って言われるのかな。 

 

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

 

 

【読んでみました】採用基準

やっぱ本書くって良い商売なんかなぁ??

元手は頭(=脳みそ、アイデア)だけで良くて、それを文章にすることで印税がガッシガシ入ってくるんだもん。

仮に売れなくても、在庫抱える心配ないからリスクは少ないしね。
文章書いて売れるってほんま、良いなぁと昨今思ったりなんかしてww

 

 

読んだのは、 採用基準 という本

 

この著者の伊賀泰代さんて、

あの有名ブログ Chikirinの日記 の ちきりんさんだってネットで騒がれて、

遅ればせながら最近この本読ませていただきました。

 

確かに、、、書き方も分析方法も結論への誘い方も類似している。
っていうか、ご本人なんだろうきっと。(笑)

 

本書が目指したのは、

・これからの時代にグローバルビジネスの前線で求められるのは、どのような資質を持った人なのか

・日本ではなぜそれららの資質が正しく理解されていないのか

という根本的な原因を究明すること だそうです。

 

内容は序章と終章を入れた全9章構成

・マッキンゼーの採用マネジャーとして

・誤解される採用基準

採用したいのは将来のリーダー

さまざまな概念と混同されるリーダーシップ

リーダーがなすべき4つのタスク

マッキンゼー流リーダーシップの学び方

リーダー不足に関する認識不足

すべての人に求められるリーダーシップ

リーダーシップで人生のコントロールを握る

 

で、、読もうかと思いましたが、聡明なあなたならもうおわかりですね。

 

読まんでもオチわかるわ!!

 

要するに、

 

リーダーシップ がキーワードだよ~!!
ってことやろ~が~っっ!!

各章にリーダーリーダーって書いたら読まんでも誰でもわかるっっ(笑)

 

そりゃぁリーダーシップは非常に重要、大事です。
語ったところで社会構造おかしいのに、日本の若者は会社入って毀損されるし、そんな大多数の日本人が所属している組織ではもう駄目無理でしょう。

だったら、もっとリーダーシップをどう発揮するかとか、日常でどう使っていくかとか、突っ込んだ話があったほうがよかったかなと私は実感いたしました。

何もネガティブになっているわけではありません。

リーダーシップを発揮する場所や時合いがもはや日本には残っていないってこと。

そういう能力を発揮できるシーンを求めていかねばならないんだということでしょうね。。。きっと。

だって、

 

魚のいない水たまりに竿垂れたって釣れないもんね~~

 

 

余談:ついでに書いとこ。

壇蜜と板尾が実写化して有名になった、

私の奴隷になりなさい も

作者はサタミシュウ だけど、

一説によると重松清が別のペンネームで官能小説を書いたといわれている。

そういう売り方流行ってんのかな。

 

 

採用基準

採用基準

 

 

 

私の奴隷になりなさい (角川文庫)

私の奴隷になりなさい (角川文庫)

 

 

 

リモート

リモート

 

 

 

 

 

 

【読んでみました】ワーキングカップルの人生戦略

これも現代の本ですね。

絶賛バブル期の80年代にこんな本出ません。

なぜなら、あの当時、生きることにおいて、経済的な問題占める割合は非常に低かったであろうからです。

そんな仕事にあくせくしなくてもお客さんも買ってくれたし、仕事終わってから遊ぶのに忙しい~っていう人がわんさかいた時代でしたもの。

 

しかし現在、

一生懸命働いても、結局あんまり報われず、

プライベートでも何やってんだろうなぁ・・・って感覚が誰にとっても身近に感じられる昨今であるからこその一冊なんだろうと言えます。

 

 

本書は

  • あなたの結婚観はバージョンアップしたか?
  • コミュニケーション戦略
  • 時間戦略
  • 妊娠出産戦略
  • 育児戦略
  • お金戦略
  • ワーキングカップルを続けるために

の7章構成

 

著者は

日経アソシエとか、ライフハックとか、そういう記事でよく見かける小室淑恵さん

とあんまり知らないんですが、駒崎弘樹さんという方。

 

書かれている内容の根底にあるのは、つまりのところお金の問題、経済的な問題をどう二人で乗り越えていくのか?ってことに集約されているように思えました。

 

その大きな問題を細分し、小さい問題に切り分けて言けば、

いかに二人で上手に働き続けるかという問題であり、

それをさらに細かくすれば、各章のような人生で遭遇するイベントをどう乗り越えていくかという問題になっていく・・・ということですね。

 

確かに興味深いソリューションが並んでいましたが、現代の社会構造はこれ以外に考えられないのか?? と強く思います。

お金がなくてものんびり生きてる自由な外国人、世界中にい~っぱいいるのに何で日本人だけこんなにカリカリ生きなければならないの??

そこの疑問が強くなったりもしますねぇ。。。う~ん

 

 

2人が「最高のチーム」になる―― ワーキングカップルの人生戦略

2人が「最高のチーム」になる―― ワーキングカップルの人生戦略

 

 

【読んでみました】武器としての書く技術

これは新しい時代の本

本を読みながら約20年前、1994年ごろを思い出していました。

PCが家庭に普及するというにはまだまだ黎明期。
ウィンドウズ3.1、CPUはペンティアム、
携帯は当然ガラケー、まだポケベルがあった時代。

その時代において、今のようにブログで個人が情報を発信し、それで収入を得られるなんてそんなこと、ほとんどの人が想像もつかなかった。

 

インターネットが使え、個人が情報を自由に発信できるという、現代のインフラが整っている現代だから書かれた本ですね。これは。

 

本を読んで

著者はやはりブロガー。

本全体のお話のまとめ方が簡潔で分かりやすく、
忙しい現代人に読んでもらえる工夫が、
文章の書き方、段落の分け方、章の運び方、、、
それぞれから見てとれます。

 

メディアの主戦場が新聞や書籍などの紙からネットに移行した現代において、
文章を書くということは、ストリートライブに似ている。

そして、これからは文章に
【スピード感】、コピー力】、ひきつけておく力】、リピートしてもらう力】
の4つが必要とされているというお話からはじまって、


・文章が残念な人の事例をあげることから始まり、
・文章を読まれる文章に変える工夫、
・そしてブロガーとして陥ってしまう課題と対策、
・書いて稼いでいる方法論の紹介、
・最後に書くことに関する筆者の思い入れ

。。。と5章構成になっていました。


ネットのブログさながらに、ぱっと見て流れるように読める感出てます出てます。

 

昔の小説を読んでいて感じていたんです。

お話の運びや内容、着眼点は素晴らしいけど、、、読者がいちいち読み返さないと分からないような文章書いて、この作家へったくそやなぁ。
っていう体験。


そんな作家たちが現代のネットインフラを知り、ブログを始めたとしても、

アクセス数を稼ぐブロガーになれるかというと、それは全く別の話なんだろうなと
、そう思わざるを得ない印象を持ちました。

 

ブロガーでなくても、新しい時代の文章の書き方として学ぶべきところがある一冊です。

カジュアルにサラリと読めるのでおススメできますね、これは。

 

 

 

武器としての書く技術 (中経出版)

武器としての書く技術 (中経出版)

 

 

 

武器としての書く技術

武器としての書く技術