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【読んでみました】武器としての書く技術

これは新しい時代の本

本を読みながら約20年前、1994年ごろを思い出していました。

PCが家庭に普及するというにはまだまだ黎明期。
ウィンドウズ3.1、CPUはペンティアム、
携帯は当然ガラケー、まだポケベルがあった時代。

その時代において、今のようにブログで個人が情報を発信し、それで収入を得られるなんてそんなこと、ほとんどの人が想像もつかなかった。

 

インターネットが使え、個人が情報を自由に発信できるという、現代のインフラが整っている現代だから書かれた本ですね。これは。

 

本を読んで

著者はやはりブロガー。

本全体のお話のまとめ方が簡潔で分かりやすく、
忙しい現代人に読んでもらえる工夫が、
文章の書き方、段落の分け方、章の運び方、、、
それぞれから見てとれます。

 

メディアの主戦場が新聞や書籍などの紙からネットに移行した現代において、
文章を書くということは、ストリートライブに似ている。

そして、これからは文章に
【スピード感】、コピー力】、ひきつけておく力】、リピートしてもらう力】
の4つが必要とされているというお話からはじまって、


・文章が残念な人の事例をあげることから始まり、
・文章を読まれる文章に変える工夫、
・そしてブロガーとして陥ってしまう課題と対策、
・書いて稼いでいる方法論の紹介、
・最後に書くことに関する筆者の思い入れ

。。。と5章構成になっていました。


ネットのブログさながらに、ぱっと見て流れるように読める感出てます出てます。

 

昔の小説を読んでいて感じていたんです。

お話の運びや内容、着眼点は素晴らしいけど、、、読者がいちいち読み返さないと分からないような文章書いて、この作家へったくそやなぁ。
っていう体験。


そんな作家たちが現代のネットインフラを知り、ブログを始めたとしても、

アクセス数を稼ぐブロガーになれるかというと、それは全く別の話なんだろうなと
、そう思わざるを得ない印象を持ちました。

 

ブロガーでなくても、新しい時代の文章の書き方として学ぶべきところがある一冊です。

カジュアルにサラリと読めるのでおススメできますね、これは。

 

 

 

武器としての書く技術 (中経出版)

武器としての書く技術 (中経出版)

 

 

 

武器としての書く技術

武器としての書く技術